国内乗用車メーカーの新車台当たり収益が大幅に増加している。2021年4~9月期の台当たり営業利益は、乗用車メーカー7社のうち、5社がコロナ禍前の19年4~9月期の水準を上回り、7社平均では約40%上昇した。半導体不足などの影響から販売台数は低水準で推移しているものの、SUVなどの利益率の高いモデルの販売比率が増えたことに加え、新車の納車遅れによっ…