ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、クリスチャン・ヴィードマン社長、東京都千代田区)は4日、SUVタイプの新型電気自動車(EV)「iX」「iX3」を同日発売すると発表した。

 iXは2グレードを展開し、電池容量は232~303アンペア時、最長航続距離は450~650キロメートル。iX3は電池容量232アンペア時、航続距離460キロメートル。価格はiXが981万~1116万円、iX3が862万円(消費税込み)。iX3の納車開始は11月以降を予定する。

 渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)で開催した発表会で、ヴィードマン社長は「(EVの追加で)顧客は多様な選択肢の中から好きなパワートレインを選べるようになる」と述べ、電動車のシェア拡大に意欲を示した。