アウトランダーPHEV

 日産自動車と三菱自動車は、2022年度前半に市場投入する予定の軽電気自動車(EV)に搭載するリチウムイオン電池を、三菱自が12月に国内で発売する新型「アウトランダーPHEV」と共通化する。電池はエンビジョンAESCが供給する。EVとプラグインハイブリッド車(PHV)のバッテリーを共有することで、量産効果による調達コスト低減を図り、軽EVの価格を抑える。

 両社が22年度に投入する軽EVに、三菱自のアウトランダーPHEVに搭載するエンビジョンAESC製の容量20㌔㍗時のバッテリーを採用する。軽EVと、C/DセグメントのPHVに必要な電池容量がほぼ同じなため、電池を共有化して量産効果によって調達価格を抑える。

 EVとPHVとでは、走行時の充放電の制御のやり方などが異なるため、熱マネジメントの工夫など、それぞれのモデル向けに最適化を図る。

 エンビジョンAESCは、日産が20%を出資する電池メーカーで日産は「リーフ」などに同社製の電池を採用してきた。一方で、三菱自は軽EV「ミニキャブ・ミーブ」や現行モデルのアウトランダーPHEVなどに、ジーエス・ユアサや三菱自、三菱商事の合弁会社であるリチウムエナジージャパン製電池を採用している。