流通への影響が深刻化

経済産業省が28日発表した9月の商業動態統計(速報値)によると、自動車小売業の販売額が前年同月比12・5%減の1兆3760億円となり、12カ月ぶりに前年割れした。下げ幅は9月として、前年同月に次ぐ過去2番目に大きな水準。半導体に加え、東南アジアからの一部部品の供給不足による完成車の減産が影響した。また、自動車卸売業の販売額も同8・6%減の1兆29…