再編前後の体制

 三菱電機は、ソフトウエア設計子会社6社を経営統合し、グループ全体のソフト設計の中核となる新会社を2022年4月1日付で設立すると発表した。ソフトウエアに関する技術や知見を集め、生産性や品質の向上につなげる。さらに統合によって人材の採用体制も整備し、優秀な技術者の確保に結び付ける。

 三菱スペース・ソフトウエア(蒲地安則社長、東京都港区)を存続会社とし、残りの5社を吸収合併する。新会社は、資本金が10億円、従業員は4700人。会社名は未定としている。

 今回の経営統合は25年度に向けた中期経営計画における経営基盤強化策の一環となる。