既存技術を軸に新領域に参入する(写真は、セーレンでの小型SAR衛星のアンテナ組み立てデモンストレーションの様子)

セーレンは、新領域でのビジネス拡大に乗り出す。自動車向けでは炭素繊維強化プリプレグシートを展開し、自動車以外では小型合成開口レーダー(SAR)人工衛星用アンテナの量産体制を構築する。自動車用内装材などを行う主力の「車輌資材事業」は同社の売上高の約6割を占めている。専門的な技術を持つ企業などとも連携し、炭素繊維複合材料や人工衛星関連のビジネスを軌道…