新幹線荷物輸送の利便性向上

 ジェイアール東日本物流(野口忍社長、東京都墨田区)は、荷物1個から新幹線での輸送を利用できる新サービスを1日に開始した。9月末に提供が終了した「新幹線レールゴー・サービス」で実施した「荷物1個から列車出発の30分前まで受け付け可能」という手軽さを受け継ぐとともに、利用可能な列車本数を拡大して利便性を高めた。顧客の急な輸送依頼に迅速に対応できることを訴求して同事業の拡大を目指す。

 サービス対象区間・取扱駅は、東北新幹線の東京駅・仙台駅間と上越新幹線の東京駅・新潟駅間、1日あたりの取扱列車本数は11~12本。取扱可能な荷物の最大重量は30キログラム、最大サイズは52×38×27センチメートル。価格は荷物1個あたり1010~4450円。