水素エンジンを搭載した「カローラスポーツ」

電気自動車(EV)ブームで防戦を強いられていたエンジンに援軍が再登場した。次世代エネルギーとして注目される水素の燃焼技術だ。15年ほど前にも研究されたが航続距離を稼げず、燃料電池車(FCV)の性能向上で研究は下火になった。しかし、今シーズンからトヨタ自動車が水素エンジンを競技で試し始め、川崎重工業も船舶や産業用エンジンの開発を進める。エコカーの主…