旭化成は電気自動車(EV)のバッテリー関連部材について、中国と欧州での本格参入に動き出した。中国ではリチウムイオン二次電池セパレーターで世界トップシェアの上海エナジーと乾式膜のジョイントベンチャーを2022年上期にも立ち上げる。欧州では、バッテリーモジュールの軽量化や難燃性に関する材料、開発中の電解液について欧州自動車メーカーなどへの提案を強化し…