新たな事業ブランドの立ち上げで自動車向けの収益向上を図る(写真はゼネラル・モーターズ「GMCシエラ・デナリ1500」に採用された帝人の熱可塑性炭素繊維複合材料)

帝人は、グローバル展開する自動車向け複合成形材料事業を統合する。事業ブランド「テイジン・オートモーティブ・テクノロジーズ(TAT)」を立ち上げ、国内外のグループ会社での事業体制を強化する。各社の役割や人員などの変更はないが、新体制により従業員の意識統一や技術力の向上を狙う。TAT立ち上げに合わせ、海外のグループ会社は10月中にも社名を変更する。同…