自動車メーカーの大規模減産で一部原材料価格が下落(写真はイメージ)

自動車メーカーの大規模減産が相次いでいることを背景に自動車用触媒に使用するパラジウムやロジウムの原材料価格が下落している。足元でパラジウムは約1年ぶりの安値となり、ロジウムは3月の過去最高値と比べて5割の水準に落ち込んだ。半導体不足の長期化やコロナ禍による部品調達難で自動車向けの需要が減少し、価格が下落に転じた。パラジウムやロジウムは、プラチナと…