トヨタ紡織は3日、植物材料のケナフを使ったオフィス家具をイトーキと共同開発したと発表した。

 トヨタ紡織は、成長時の二酸化炭素(CO2)吸収量が多いケナフとポリプロピレンを混ぜた「ケナフボード」を自動車用内装部品として手がけている。今回、このケナフボードと加工ノウハウをイトーキに提供し、椅子の側面にケナフボードを採用した。木質ボードと比べ環境負荷が低く、軽い利点もある。