豊田合成は、新構造の燃料タンク部品がトヨタ自動車の新型「ランドクルーザー」に採用されたと発表した。タンク内で気化したガソリンを排出する「カットオフバルブ」=写真=で、通気孔の形状を工夫したり、ゴムシートを追加することで密閉性と通気性をより高い次元で両立させ、車両への搭載数を減らして軽量化につなげた。トヨタから技術開発部門でプロジェクト表彰を受けた。