世界限定60台。価格は310万 ユーロ (約4億円)から
成田空港での運搬される様子

 輸入車15ブランドの正規ディーラーを手掛けるスカイグループ(笠井成人CEO、東京都港区)傘下のムーブ(同)が、世界最速の市販車といわれるブガッティ「シロン」を超越するスペックの世界販売60台の限定車「シロンピュアスポーツ」を日本で初公開、受注を開始した。

 同社が運営する国内唯一のフランス少量生産ラグジュアリーハイパーカーブランドディーラー「ブガッティ東京」ショールームで、2019年に市販車で世界最高速度の490・48㌔㍍を記録し、世界最速の市販車と言われているシロンをベースに、加速やコーナリング旋回性能などを向上した上位モデルのシロンピュアスポーツを報道関係者向けに公開し、受注を開始した。

 ベース車両シロンとの主な違いは、加速性能の向上で停止状態から時速100㌔㍍までの加速の到達時間を0・2秒短縮させ2・3秒となったほか、各性能の向上に合わせ、ハンドリング特性やサスペンション、シャシーのジオメトリーを専用に開発、強化し、長さ1900㍉㍍の固定式カーボン製リアウイングを装着、ダウンフォースの増強や軽量化を施した。

 また、フロントバンパーやリアディフューザーを大型化などに加え、4種類のドライブモードに「スポーツ+」モードを追加した。これにより、シロンよりもサーキット走行に向いた設定で、高速域でコーナーに突入した際は、理想的なラインのドリフト走行を可能にするなど、大幅にドライビングフィールを向上させている。

 インテリアは限定車のディーヴォと同様に、シートなどに耐久性の優れた人工皮革スエードのアルカンターラ素材を使用し、シロンシリーズ最高峰の乗り心地を生み出している。よりドライバーの五感を刺激し、究極の走行体験を提供するという。

 同ショールームは、東京都港区南麻布の外苑西通り沿いで、同グループが運営する「マクラーレン」「ランボルギーニ」「スカイタイムレス麻布」などのスーパーカーブランド店舗が立ち並ぶ一角に位置しており、常設展示は1台。国内唯一の正規販売店のため商圏は全国となる。

 また同社は、隣接する東京都品川区に、フランスのブガッティ本社で正式にトレーニングを受けたテクニシャンが点検や整備作業を行う国内唯一の正規整備工場も運営しており、ハイパーラグジュアリーカーのアフターサービスも行っている。