名阪近鉄旅行(田端英明社長、名古屋市中村区)は、名阪近鉄バスの高速路線バスと同じモケット生地を使用したトートバッグを発売した。バスのシート生地メーカーである住江織物(吉川一三社長、大阪市中央区)と初めて協業し、コロナ禍で旅行が下火の中、バスを思い出してほしいという思いで企画が実現した。
2021年7月に名古屋駅と西美濃地区を結ぶ「にしみのライナー」の運行開始を記念して、同路線に使用される日野自動車「セレガ」のモケットシート生地を採用。耐久性に優れ、職人が1点1点手縫いで仕上げた。50個限定で、価格は1万1千円(消費税込み)。専用ページから注文を受け付ける。今後は、同様のバスのモケット生地を使用したクッションやポーチ、ペンケースなどの展開も予定する。