欧州で受注をスタートするキャンターの新モデル

 三菱ふそうトラック・バスは11日、欧州で小型トラック「キャンター」の新モデルの受注を開始すると発表した。全モデルで欧州排出ガス規制「Euro6ステップE」に適合する。先進安全装備の充実のほか、エクステリアデザインも変更する。欧州向けキャンターの新モデルはポルトガルのトラマガル工場で12月に生産を開始する。

 欧州向けの新型キャンターでは、現行モデルから標準搭載している「衝突被害軽減ブレーキ」「車両安定性制御装置」「車両逸脱警報装置」に加え、巻き込みや車線変更時の事故を抑制する「アクティブ・サイドガード ・アシスト」を新たにオプション設定する。

 外装デザインは国内で昨年10月に発表したモデルと同様の意匠とし、フロントは新たなデザインモチーフ「ふそうブラックベルト」を導入する。バスでも共有化するLEDヘッドランプも採用する。