データ活用とDXの関係・有効性を解説する庄司氏(画面右上)

 日刊自動車新聞社は、次世代の事業戦略や技術開発におけるデータ活用、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の重要性をテーマとしたウェブセミナー「これからの技術開発を左右するデータマネジメント-トヨタ自動車の素材解析イノベーション」を開催した。

 基調講演では、トヨタ自動車先端材料技術部の庄司哲也チーフプロフェッショナルエンジニアが登壇し、素材解析や材料開発工程でのデータ利用の有効性について実例を交えて説明。DXやデータ活用に対する理解を企業・組織レベルでより深める必要があることを啓発した。

 さらに、データ保管プラットフォームを開発・提供するピュア・ストレージ・ジャパンの松村圭祐氏が講演し、DX推進による保有データ量の変化や保管形態を最適化する効果などを解説した。