三菱ふそうトラック・バスは2日、中型トラック「ファイター」がスワップボディコンテナ車仕様に対応したと発表した。同社が中型トラックでスワップボディコンテナ対応車を発売するのは初めて。コンテナは架装メーカーのパブコと連携して開発した。同コンテナに対応するトラックであれば、車体と荷台の容易な着脱が可能となり、荷役作業を効率化できる。
スワップボディコンテナ車は、シャシーフレーム上に装備したエアスプリングに空気を供給することでボディーを上昇してコンテナを着脱できる。クレーンを使用することなく、コンテナを着脱できるため、コンテナの積み下ろし時間が約1分と短いのが特徴だ。分離中に荷役作業を実施できるようになり、ドライバー不足の解消や業務効率の削減につながる。
物流会社のセンコーに納車した平ボディー車に加え、バンやウイング車もラインアップに加える。