ポルシェジャパン(ミヒャエル・キルシュ社長、東京都港区)は、SUVの「マカン」シリーズを一部改良して発売した。

 マカンは排気量2・0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は195キロワットを発生する。「S」「GTS」に搭載する排気量2・9リットルV型6気筒ツインターボエンジンも性能を向上させ、最高出力はGTSで従来型を44キロワット上回る324キロワットを発生する。

 ポルシェアクティブサスペンションマネジメントをSとGTSに標準装備し、個々のホイールの減衰力の連続的な調整を可能としたほか、GTSには車高を10ミリメートル下げるスポーツエアサスペンションも標準装備した。標準装備のホイールは19~21インチに大径化した。車内ではタッチパネル式のセンターコンソールを採用するなど、インフォテインメントシステムも機能向上した。価格は754万~1188万円(消費税込み)。