10年にわたるロングセラーモデルとなった「アクア」は、トヨタ自動車にとって東日本大震災からの復興を支援する特別な車種でもあった。ボディーサイズの拡大を見送り、非常時の給電装備を標準化したり、自動駐車機能を用意するなど、2代目ではさらに国内マーケットにこだわった。開発を指揮した鈴木啓友(すずき・たかとも)チーフエンジニア(CE)に聞いた。(畑野 旬…