2021年5月、ドイツ政府は、45年までに国内の温室効果ガス排出量を実質ゼロ化する方針について閣議決定を行った。かつての同国政府は、温室効果ガス排出量実質ゼロ化(年限:50年、対象:EU全加盟国)の案について、あまり積極的な姿勢を見せなかった。国内の自動車メーカーなどに配慮したことが理由の一つといわれている。それにもかかわらず、上記決定が下された…