三菱自動車は2日、ジャパンサイクルリーグ(JCL、加藤康則社長、東京都港区)と提携を結び、10日に開催する自転車競技のオフィシャルカーとしてプラグインハイブリッド車(PHV)「エクリプスクロスPHEV」を提供すると発表した。自転車競技時の審判車両として伴走する際は「EV走行モード」を生かし、排出ガスを出さずに走行する。

 三菱自は、広島県で10日に開催するロードレース「三菱地所JCLロードレースツアー2021第3戦」にオリジナルラッピングしたPHVを3台投入する。レース中はEV走行モードを選択してレース選手に配慮する。全国レース会場への移動では、追従走行などの運転支援システムによる疲労の軽減や広いラゲッジスペースを活用した荷物の搬送に活用する。

 JCLは、今年からスタートした日本のプロサイクルロードレースリーグ。チェアマンには元F1ドライバーの片山右京氏が就任している。