トヨタ自動車傘下のウーブン・プラネット・ホールディングス(HD)は1日、独ソフトウエア大手、SAPの幹部を務めたシュネード・カイヤ氏が最高執行責任者(COO)に就いたと発表した。虫上広志・前COOはCLO(チーフ・リエゾン・オフィサー)に就き、自動運転技術を手がける事業会社、ウーブン・コアのプレジデントも兼務する。
カイヤ氏は、SAPのプロダクト&イノベーション部門のグローバルCOOやアジア太平洋・日本地域イノベーション部門の責任者など、20年以上にわたりソフトウエア業界でキャリアを積み、米国やフランス、ドイツ、日本などで勤務してきた。同日、「シリコンバレーのイノベーションと丁寧で精緻な日本のものづくりを融合させ、会社の成長を支えていく」とコメントした。