国土交通省は29日、2022年度から交付予定の全国版図柄入りナンバープレートのデザインに、47都道府県の県花をモチーフとして日本の美しさを表現した「はなれていても『思い、みな一つに』」の採用を決めた。採用デザインは花を集めることで団結力を表現するとともに、右肩上がりの配置に上昇や復興の思いを込めた。全国版は東京2020オリンピック・パラリンピック仕様に続くデザインになる。
同日、都内で開催した第6回「新たな図柄入りナンバープレートデザインの導入に関する検討会」で決めた。国交省の江坂行弘自動車局次長はあいさつで「新たなデザインが多くの方の支持を受けて、コロナ禍の日本が元気になることを期待したい」と述べた。