乗用車メーカー8社が29日に発表した5月の生産・販売実績によると、世界生産の合計は前年同月比77・4%増の162万4834台だった。コロナ禍の影響で生産活動が停滞した反動で増加したが、半導体不足で部品の調達が乱れ、2019年5月実績と比べると約3割低い水準にとどまった。特に国内生産はホンダがコロナ禍で落ち込んだ前年の実績をさらに割り込んだほか、日…