三井住友海上火災保険は17日、ドライブレコーダーを活用した「見守るクルマの保険(プレミアム ドラレコ型)」の受け付けを10月から開始すると発表した。ドライブレコーダーに損保業界初の360度撮影機能を追加し、本体を取り外して車外での利用を可能とした。契約開始は2022年1月から。

 ドライブレコーダーは2カメラ一体型端末で、車両の側方・後方も撮影できる。インカメラでドライバーのわき見運転なども検知してアラート機能で警告する。ドライブレコーダー本体を取り外して車外利用できるため、ドライバーは事故発生後に安全な場所まで退避してからオペレーターに連絡できるなど二次被害の予防も図れる。

 また、軽微な事故、故障、あおり運転などの危険運転遭遇時も、同社の安否確認デスクへの通報が可能となった。