アイシンは、独自の超微細水粒子技術を使った美容機器を開発した。東京都内の病院で効果や安全性などを確認しつつ、用途をさらに広げていく考えだ。

 同社は、排ガス処理に使うカートリッジ技術やこれまでのベッド事業で培ったノウハウを組み合わせ、空気中の水分子を一般的なスチーム加湿器の1千分の1サイズにまで細かくする技術を確立した。皮膚に当てると奥深くまで水分が浸透し、保湿時間を長くできる。また、皮膚に塗布した美容成分を浸透させる効果や、アトピー症状の改善も期待できるという。