海外仕様

 トヨタ自動車は「ランドクルーザー」を14年ぶりに全面改良し、オンラインで世界初公開した。今夏以降、日本を含め世界各地で発売する。

 ランクルは1951年の発売以降、世界170カ国・地域で累計1040万台を販売したロングセラーモデル。高い走破性や信頼性で公用車としても活躍する。

 新型車はフレーム構造を踏襲したトヨタ・ニューグローバル・アーキテクチャー(TNGA)の「GA-Fプラットフォーム」を採用、耐久性などを保ちながら車体を約200kg軽量化した。主要グレードは、V型6気筒ツインターボエンジン(排気量はガソリンが3.5リットル/ディーゼルが3.3リットル)に10速の自動変速機(AT)を組み合わせる。モデル途中での電動化も視野に入れている。