三菱ふそうトラック・バスは、運転支援機能を拡充した大型トラック「スーパーグレート」の新モデルを発売したと発表した。車線内停止方式のドライバー異常時対応システムを追加するとともに、衝突被害軽減ブレーキに左折時の巻き込み防止機能を加えた。いずれも国産トラックでは初の機能という。安全性や快適性を向上し、販売拡大につなげる。
2019年に同モデルに搭載した自動運転レベル2のシステム「アクティブ・ドライブ・アシスト」をアップグレードした。ドライバー異常時対応システムは60秒間ハンドル操作が検知できない場合、映像と音で警告した後、緊急停車するシステム。また、車両左側を並走する対象物を検知した場合、必要に応じて衝突被害軽減ブレーキを作動する機能も加えた。このほか、突入防止装置、衝撃緩和構造を備えたルームミラーを採用して各種法規に対応。デイタイムランニングライトやオートライトなども採用した。