ポルシェジャパン(ミヒャエル・キルシュ社長、東京都港区)は28日、急速充電器「ポルシェターボチャージングステーション」を虎ノ門ヒルズの森タワーB3駐車場内(東京都港区)に開設したと発表した。ポルシェの電気自動車(EV)オーナー向けに設けたもので、国内においては5カ所目、都内では初となる。今後も設置施設を順次拡大していく方針だ。

 ポルシェターボチャージングステーションは、ABB社と共同開発したチャデモ規格の急速充電器。出力は最大150キロワット。虎ノ門ヒルズには2基設置した。現在は90キロワット運用で、今年後半から150キロワット運用を予定する。

 都市型充電インフラとして、これまでにもリンクス梅田(大阪市北区)、あべのハルカス(同阿倍野区)、ヒルトン名古屋(名古屋市中区)、ナゴヤセントラルガーデン(同千種区)に設置して稼働している。

 全国のポルシェセンターのうち28拠点(4月末時点)でも同規格のDCチャージャーを稼働しており、2023年末までにすべてのポルシェセンターでの設置を完了する予定だ。