（表４）状況が一番深刻なのはダイムラーでボリューム販売のブレーメン工場はＣクラス、ラーシュタット工場はＡクラスを生産している。ＶＷは生産減は１０万台以上になろうと。（注記）このほか工場は特定していないが、ダイムラートラック、ボルボトラック（２～４週間の操業停止の可能性）、トラトン（スカニア・ＭＡＮのユニット）が半導体不足で工場操業維持出来なくなる可能性ありとの各社社長談。

写真１１　ＶＷグループは商用車のＭＡＮやポルシェも一緒に米国スタートアップ・クアンタム・スケープに出資して（約１１０億円）固体電池生産に乗り出す　同社の幹部はほとんどスタンフォード大学の理工学部出身者

（表６―１）ＶＷのこの先５年間の投資１５０億ユーロ（約２兆円）の半分近くがＲ＆Ｄ。その投資の内訳。４月３０日付ＨＢ紙記事より

写真１２　２月１１日付ＡＭＳ誌の自動駐車システムのイメージ図　自身のスマホにアプリを入れ事前登録　駐車場に予約を入れるとドロップ―オフで車を止めると自動的にセンサーが車両を読み取り空いているスペースへ無人で誘導する。ＥＶの場合充電が必要なら事前に申し込みをするとＥＶスペースへ誘導。出庫はピック―アップの出口で車を受け取る。駐車料金は自動引き落とし

写真１３　ＶＷ作成のインダストリアル・クラウド〝Ｃａｔｅｎａ－Ｘ〟のイメージ図

写真１４－１　ＧＡＩＡ－Ｘ協定書の表紙　「宣言」と記載され「ＥＵでのビジネス及び公共分野で次世代のクラウド構築」と副題がついたもの

写真１４－２　このＧＡＩＡ－Ｘ協定書のＥＵ２７カ国の担当大臣が全て署名している　２７人ものＩＴ／経済／情報大臣が署名しているがこのアルトマイヤードイツ経済大臣のものが一番前衛的で印象深かった

写真１５－１　旧ザクセン王国の首都ドレスデン市　エルベ川の畔テラスと言われる川岸から市内を見る。左がカトリック旧宮廷協会、右の奥がゼンパー・オペラ座　百塔の街、文化と芸術の街と言われたが第二次大戦で略全壊。戦後復興され東西統一ドイツになってから元の姿を取り戻した雰囲気のあるドイツの街　筆者撮影

写真１５―２　ボッシュのドイツ・ドレスデン市に５月５日に新築完工した半導体工場。プレスフォト

写真１６　５月１０日付ＨＢ紙　半導体などの生産額は毎年右肩上がり　出典；シリコン・サクソニー協会

（表７）　マッキンゼー社の調査によるソフトウエアの発展状況　５月３日付ＨＢ紙掲載されたもの

写真１７　ＶＷの新プラットフォームＳＳＰ仕様の車　トリニティ・プロジェクトと称す