メルセデス・ベンツ日本(MBJ、上野金太郎社長、東京都品川区)は26日、「Aクラス」にプラグインハイブリッド車(PHV)モデルを追加し、同日から予約受け付けを開始したと発表した。6月上旬以降の納車を予定する。MBJにおけるPHVの設定は計6モデルとなる。

 最高出力118キロワット、最大トルク250ニュートンメートルを発生する1・4リットル直列4気筒ターボエンジンに、出力75キロワット、トルク300ニュートンメートル、容量15・6キロワット時のリチウムイオンバッテリーを組み合わせた。モーター走行での最高速度は時速140キロメートル、航続距離は70・2キロメートル。3・2キロワットまでの普通充電のほか、24キロワットまでの急速充電(チャデモ規格)にも対応する。

 価格は受注生産モデルのハッチバック「A250e」が557万円、「A250eセダン」が567万円(消費税込み)。