マツダは12日、2021年3月期の営業利益が88億円になる見通しだと発表した。直近の2月時点での予想は収支トントン、昨年7月時点での予想は400億円の営業損失を見込んでいたが、一転して利益を確保できる見込みになった。

 出荷台数は減少したが、為替が好転したことに加え、コスト改善や固定費削減効果が想定より大きく出た。

 最終損益は500億円の赤字から317億円の赤字に改善する見通しだ。マツダの21年3月期決算は14日に発表する予定。