売り上げの7割を占める自動車向けは、自動運転や電動化の進展に伴って需要が急速に拡大している。コロナ禍を乗り越えた標準化戦略をさらに推進して、部品の安定供給と、新たな用途に向けた製品開発で、自動車の大変革期に生き残る戦略を描く。(村上 貴規)―新型コロナウイルス感染拡大による影響は「リスクマネジメント体制が機能し、現状を正確に把握するとともに、スピ…