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 ホンダ子会社で国内のモビリティサービス事業を手がけるホンダモビリティソリューションズは26日、栃木県宇都宮市と乗り合い型オンデマンドモビリティサービスの実証実験を5月に開始すると発表した。インターナビのデータを活用し、最適な運行ルートでサービスを提供する予約・配車システムを開発し、実証実験でその有効性を検証する。

 オンデマンドモビリティサービスの実証実験は、同市の河内地区と清原地区で実施する。河内地区ではすでに電話で予約できるデマンド形式の地域内交通を提供しているものの、予約の締め切り時間が早く、利便性に課題があった。ホンダが開発したシステムを提供し、よりリアルタイムに配車できるモビリティサービスの実用化を目指す。

 河内地区は5月13日~6月9日と8月2~31日、清原地区は6月1~25日、8月23日~9月17日に実施する予定。