澁谷 道尚氏(しぶや・みちたか=日刊自動車新聞社OB、元ジェー・エム・シーサービスセンター社長) 22日、けがで療養中のところ入院先の病院で死去、85歳。葬儀は近親者のみで執り行う。

 澁谷氏は中央大学卒業後、日刊自動車新聞社に入社し、同社が1959年に創設したオーナードライバー団体「日本モータリストクラブ(JMC)」でラリー運営に携わった。以来、日本アルペンラリーをはじめとした数多くの大会を手掛け、日本のモータースポーツ発展に尽力した。競技会で自ら競技長を務めるなど草創期から日本のラリーを支え、多くの関係者から“ミスターラリー”と慕われた。

 JMCでの活動終了後は日本自動車連盟(JAF)審査委員会や各ラリー大会の審査委員長を務め、2010年にはモータースポーツ名誉委員の称号を授与された。競技の普及・指導・運営に長年携わる有識者に発給されるエキスパート・ライセンスの数少ない保持者でもあった。