スーパースピードトミカで従来にないスピードを実現した
オンライン発表会に登壇したスバルの五島商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャー(左から2人目)、日産の田村商品企画本部商品企画責任者(同3人目)

 タカラトミーは、NFCチップを搭載して専用アプリと走行データが連動する「スーパースピードトミカ」と、デジタルラップカウンターがレースバトルを盛り上げる「トミカスピードウエイ実況サウンドデジタルアクセルサーキット」を6月19日に発売する。昨年に「トミカ」発売から50周年を迎え、次の50年に向けて一層の進化を目指す「トミカアドバンスプロジェクト」の第1弾商品だ。

 スーパースピードトミカは軽量化したボディーに専用ホイールを装着。フロントとリアのガイドローラーがスムーズなコーナーリングとスピードアップを実現する。初のNFCチップ搭載でレース中にマシン限定のアナウンスやBGMを聴くことができる。

 デジタルアクセルサーキットはアクセルボタンを連打することでトミカが加速し、サーキットを高速で駆け抜ける。周回やラップタイム、レースバトルの勝敗をデジタルカウンターが判定し、白熱のレースを盛り上げる。

 専用アプリではスーパースピードトミカと同じデザインにラッピングされたマシンのCG画像が登場する。デジタルとアナログの融合で遊びの可能性をさらに広げている。

 4月20日には「オンラインメディア発表会」を開催した。スバルの五島賢商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーは「スポーツカーの魅力はスピード。速さを理解する上でスーパースピードトミカが果たす役割は大きい」と述べた。日産自動車の田村宏志商品企画本部商品企画責任者は「新たなアイデアをゲームに採り入れたのが斬新。子どもの想像力育成にもつながるのでは」と話した。