自動車メーカー各社には排出削減の〝出遅れ感〟を解消するため対策のペースアップが求められる

政府が公表した2019年度の温室効果ガス排出量の確報値によると「運輸部門」は二酸化炭素(CO2)換算で前年度比2・1%減の2億600万㌧(間接排出量)だった。ここ数年は減少傾向が続いており、環境対応車の普及が進んだ効果が現れたとみられる。ただ、政府目標の基準となる13年度に比べると削減幅は8・2%減で、減少幅が20%近かった「産業部門」や「業務そ…