ユピテル(高橋圭三社長、東京都港区)は、スマートフォン(スマホ)に映像を自動保存可能な前後2カメラ型ドライブレコーダーを4月上旬に発売する。後方からのあおり運転を2段階で検知する機能を搭載。後続車が5秒間接近するとドライバーに警告音を発し、接近がさらに5秒継続すると再警告するとともにイベント録画を開始する。映像は無線LANで接続したスマホにも自動保存できる。

 フルHD画質の前後カメラに「スタービス」センサーとリア専用画像処理エンジンを搭載し、夜間やプライバシーガラス車でも鮮明に記録する。リアカメラからの映像はイーサネット規格のデジタル伝送を採用し、従来品よりも映像の劣化を防いだ。別売りマルチバッテリーを取り付けることで駐車中の映像記録にも対応する。指定店専用モデルの「SN―TW90di」と量販店向けの「Y―400di」を用意し、価格はいずれもオープン。