日産自動車は、厚木市立病院の災害派遣医療チーム(DMAT)の移動用車両にラッピングデザインをしたと発表した。技術開発拠点の日産テクニカルセンター(神奈川県厚木市)の地域貢献活動の一環で、有志によりデザインを施した。「エクストレイル」をベースに、赤十字を中心に前後に白と黒を配色し、いち早く災害現場に駆け付けるスピード感や力強さ、信頼感を表現する。24日に車両リニューアルセレモニーを開催した。
ラッピングデザインは日産のデザイナーやモデラーが提案した17の案の中から、同病院の選考により最終デザインが決定された。十字の左右を取り囲む3本の波紋は「愛」「勇気」「希望」を表し、医療を象徴する十字を支えるとの意味を込めた。