アルプスアルパインは、スウェーデンのアコニアと、パルス方式の次世代ミリ波センサーを共同開発することで合意したと発表した。開発品はアルプスアルパインが自動車市場で独占権を保有する。年内に開発に着手して2024年中の量産を計画している。

 アコニアは、レーダーセンサー開発に強みを持つ。超低消費電力で高精度3Dセンシング技術などで自動車の周辺状況を把握するレーダーソリューションの研究開発に取り組む。

 両社は今後、自動車のほか、産業機器、スマートフォンなどのコンシューマー向けなど、幅広いアプリケーションも視野に入れて共同開発を進める。