「GOAL」の拠点を構え、グループソリューションのフラッグシップセンターに

 SGホールディングスは、次世代型大規模物流センターとして開設した基幹物流拠点「Xフロンティア」(東京都江東区)が全面稼働を開始したと発表した。基幹拠点は1月の完成後、国際物流、大型・特殊輸送、ECプラットフォームといったグループ各社の物流機能を段階的に稼働。そしてEC向け物流プラットフォームの自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」が稼働を開始し体制が整った。これに合わせて、グループ企業間の相互連携を本格化していく。

 Xフロンティア内の中継センターは、5種類の最新自動仕分け機の導入によって1時間あたり約10万個の荷物を仕分け可能な処理能力を持つことを生かし、関東圏の9つの中継センター機能を集約。こうして配送リードタイムを短縮し必要な機能を一元的に提供できるサービス体制を構築した。グループ横断の営業組織「GOAL」(ゴール)の拠点とショールームを構えており、訪問した顧客が同社グループの実績をその場で確かめることができるようにしていく。