中国汽車工業協会は11日、2月の新車販売台数が前年同月比364.8%増の145万5000台だったと発表した。11カ月連続の増。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で約8割減となった前年の反動もあり、大きく増加した。同協会は、春節休暇に関連した消費の拡大で自動車販売も大幅に回復したとしている。

 新型コロナの影響が顕在化した2020年2月の新車販売台数は、同79.1%減の31万台だった。4月にはプラスに転じ、5月以降も回復傾向を維持している。

 21年2月の新車販売台数のうち、乗用車は同409.9%増の115万6000台で、SUVが同399.1%増の56万6000台と好調な販売をけん引した。商用車は同246.2%増の29万9000台だった。

 電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などの新エネルギー車(NEV)は、同584.7%増の11万台だった。このうち、乗用車は10万6000台、商用車は4000台とそれぞれ前年からプラスとなった。

 日系自動車メーカー6社の2月の中国新車販売は、全社で前年実績を上回り、伸び幅も約4~7倍となった。トヨタ自動車は同393.3%増、ホンダは同622.5%増となり、両社は19年同月の実績も上回った。日産自動車も前年の約5倍となった。

 1~2月累計の新車販売台数は、前年同期比76.2%増の395万8000台。同協会によると、21年の中国新車市場は前年比4%増の2600万台超の規模になる見通し。