三菱ふそうトラック・バスは19日、電動小型トラック「eキャンター」の納車台数がグローバルで200台に達したと発表した。国内で60台以上、海外では米国と欧州で140台以上が稼働しており、累計走行距離は300万km以上に達するという。

 eキャンターは世界初の量販電気トラックとして2017年からリース販売を開始。昨年8月には安全装備を標準装備した。航続距離は約100kmで、主に宅配やルート配送、コンビニなど都市内輸送に適している。Eコマース企業や家具メーカーへの導入実績があり、海外では郵便配達や産業ガス運搬、廃棄物処理作業など多様な用途での活用実績を持つ。