梶山弘志経済産業相は19日の閣議後会見=写真=で、企業間の決済手段の一つである「約束手形」について「5年後の利用廃止を目指す」との方針を明らかにした。約束手形は支払サイトが長期化しやすく、中小・小規模事業者の資金繰りに影響していた。さらに、紙による取り扱いがメインであり、受取側は管理や手数料の負担が重くなっている現状もある。こうした課題の解消に向…