日清紡ホールディングスの村上雅洋社長は10日、2020年12月期決算会見内で、燃料電池車(FCV)用カーボンセパレーター事業への参入を検討していることを明らかにした。すでに試作品を製作しており、まずはトラックやバスなど商用車での採用を見込む。FCVの需要増が予想される30年頃を見据え、今年以降、投資金額などを含めて方針を具体化する。同社は定置用カ…