三井化学は、大阪工場(大阪府高石市)内に高効率ガスタービン発電システムを設置し、営業運転を始めたと発表した。自家発電比率が高まるとともに、同設備から発生する高温排ガスをエチレンプラントのナフサ分解炉の燃焼用空気として利用することで、分解炉の使用燃料を削減する。これにより、大阪工場から排出される二酸化炭素を年間約7万㌧削減(2016年度比)できると…