三菱自動車は、電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」の生産を3月末に終了することを明らかにした。世界初の量産EVとして2009年に販売を開始してから約12年で生産を終え、今後は日産自動車と共同で開発する軽自動車EVに注力する。

 20年時点でのアイ・ミーブの世界累計販売台数は約2万3千台以上。このうち、国内は約1万1千台を占める。3日までにホームページ上の商品紹介サイトも閉鎖した。軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」は法人向けの台数が多いことから当面生産は継続する。

 これまでアイ・ミーブの生産を続けてきた水島製作所(岡山県倉敷市)では、日産との新型軽EVの生産に向けた準備を進める。20年7月に約80億円を投じて同車種の製造ラインを新設すると発表しており、電動化推進に向けた主力車種として成長させる考えだ。