FCAジャパン(ポンタス・ヘグストロム社長、東京都港区)は4日、1月の新車販売台数が前年同月比17.1%増の1636台で、1月としての過去最高を記録したと発表した。コロナ禍などで輸入車市場の全需が前年を下回った中、特別仕様車の投入効果などで販売を伸ばした。4つの取り扱いブランドのうち、ジープとフィアットがそれぞれ1月としての過去最高を更新した。
外国メーカー車市場における同社のシェアは10%となり、1月として過去最高だった。ジープは前年同月比6.5%増の956台で、来店客数が昨年7月以降、前年を15~45%上回って受注につながっているという。フィアットは同44.6%増の392台で、昨夏に発売した「500Xスポーツ」の販売が好調だった。