インドの二輪車メーカーのロイヤルエンフィールドは29日、日本初となる同社のブランドショールーム「ロイヤルエンフィールド東京ショールーム」を東京都杉並区にオープンすると発表した。日本でラインアップしている機種への試乗やアパレルの展示などを行う。ブランド発信拠点として開設し、認知拡大に結び付ける。施設のオープンは3月を予定する。
ブランドショールームの運営は、正規輸入総代理店であるピーシーアイ(高橋一穂社長、東京都中央区)が手がける。ショールームスタッフが展示している車両の説明をはじめショールームの案内を行う。室内はモーターサイクル愛好者のリビングルームを意識したつくりとなっており、コミュニティーイベントや試乗会などを実施する。
ショールームで展示している車両やアパレル、アクセサリーなどは現地での購入はできない。各地にある16のディーラーで購入することができる。
29日に開いたオンライン会見でロイヤルエンフィールドのビノッド・ダサリCEO(最高経営責任者)は「われわれにとって日本市場は重要な市場として位置付けている。ブランドショールームを通じて情報発信していきたい」などと意気込んだ。